保佐人に就任
はじめて保佐人に就任しました。 関係各所に届出等をしているのですが,「保佐人?成年後見人ではないのですか?」とか,「成年後見人の保佐人ですか?」という質問があったりします。 まだまだ広く認知されていないのだなあと思う今日この頃です。 ...
成年後見業務における銀行の本人確認
成年後見人に就任すると、その旨を銀行に届出をします。 銀行によっては通帳の名義を必ず「○○ 成年後見人 △△」というふうに変更されるところもあれば、被後見人そのままの名義になる場合もあります。 届出時の添付書類ですが、後見登記事項証明書、後見人に就任した人の運転免許証等の本人確認書類と場合によって...
相続財産の承継業務
司法書士は司法書士法29条と同施行規則31条により、相続が開始した後の相続財産を相続人に帰属させる業務をすることができます。 先日、司法書士会の研修会でこの分野のものがあったので受講してきました。 これまでも相談の中で、同様なものはありましたが、司法書士は登記業務が中心という考えがどうしても抜けな...
成年後見人就任時の事務
家庭裁判所から成年後見人に選任され、選任の審判が確定したら、そこから1か月以内に財産調査をして財産目録等を裁判所へ提出しなければなりません。 同時進行で役所への届出、銀行への届出、公共料金の取扱の検討、本人や協力者との面会や施設への訪問、不動産の調査、等々、やることがたくさんあり整理をしないと混乱...
不在者財産管理人と管轄
遺産分割協議をする際、不在者(行方不明者)が相続人の中に存在する場合、その人を除外して手続を進めることができませんので、家庭裁判所に不在者財産管理人の選任申立てをする必要があります。 ところが、その申立て先の裁判所は基本的に「不在者の居所地又は最後の住所地の家庭裁判所」となります。 例えば、申立て...