1年を振り返って
今年の業務は以下のような感じでした。
①登記→例年どおり。(ただし、元々件数は多くない。)
②債務整理→確実に減少傾向だが、破産・再生等の処理が困難な案件が多い。やりがいは益々増えていると実感。
③相続→増加傾向。相続登記の枠を超えて様々な相談が増えている。
④成年後見→これから。
債務整理の減少は個人的には好ましいことだと思っています。過払金返還請求も減少に向かい、第一線で平成18年1月13日最高裁判決を勝ち取るまで尽力された先生方や、最高裁判決後も種々の論点について妥協することなく判決を取得するまで努力されてきた弁護士の先生方の業務の積み重ねによって、現状があるとつくづく思います。
過払金返還請求も実はまだまだあるので手を抜くことはできませんが、債務整理の中心は破産や個人再生に移りつつあると思っていますので、この方面でも日々の勉強を欠かさず依頼者の利益のために尽くしたいと思います。
それから相続業務は確実に増え、それに伴い高齢者の財産管理等の相談も増えています。
繊細な問題のため判断に迷うことも多いですが、依頼者と共に考え、最善の道を探っていきたいと思います。
……私事ですが、9月にアキレス腱断裂による縫合手術の後、リハビリに通っていましたが、12月でリハビリも終わりました。まだまだ完全な状態ではありませんが、来年は怪我のないようにしたいです。
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